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第6回

両建てでリスクヘッジ

fxmonkeyさん[2008.2.09作成]

『ほんとうに1万円からはじめるFX』 fxmonkeyさんのブログより

両建ての使い方

両建てというのはご存知でしょうか?
両建てとは、同じ通貨の買いと売りを同時に建てることです。
ドル円の買いとドル円の売りを同時に立てる方法で、
通常はそんなことは矛盾しているのでやるべきではありません。
ただ、両建てにも有効な方法があります。

それは、リスクヘッジとしての両建てです。

たとえば、ドル円のロングを持っているとします。
このロングは長期的にもつスワップ目的のロングです。
ただ、長期で持つ場合、短期的には逆に下落する場合もあります。
通常は、低レバレッジで、リスクを軽減することで損失をヘッジします。
下落による損失率を少なくして、マージンコールやロスカットに備える方法です。
これはたぶん合理的ないい方法ですね。
ただ、もし、レバレッジが高かった場合、損失が予想以上に大きくなりロスカットも避けられない可能性がある場合もあります。
こういう時に、両建てを使えば、為替差損をヘッジできます。
具体的には、下落時にドル円の売りを短期的に作ることです。
たとえば、115円でのドル円ロングを持っています。
今が116円で、1円の為替差益があります。
ここから下落し始めました。
損失のヘッジのために、116円からドル円の売りを作ります。
そうすると短期的には、115円からの買いと116円からの売りの両建てとなるので、為替差損はプラスマイナス0となります。
いくらドル円が下げても、為替差損は出ません。
114円に下げても、115円の買いはマイナス1円分の為替差損、116円の売りはプラス2円分の為替差益となるので、結果的には、1円の為替差益が残るといいうことです。
これで、下落時の損失を回避して、次に上昇に向かうときに、
ドル円の売りの方を手仕舞いすれば長期的なロングのみが残ることになります。
為替差損を回避して、前からの長期ロングポジションを残すことができます。

実際には、買いのスワップと売りのスワップでは、売りのスワップの方が大きい場合が多いので、スワップ損は発生したり、手数料分損をしたりと、
完全に回避することはできません。
ただ、数日のスワップ分は微々たるもの、一番変動の大きい為替差損をヘッジすることにより、大きな損失は回避できると思います。
→もし上昇に転じなかった場合、それは長期のポジションのとり方がまちがっていたということになるので早めに手仕舞いした方がいいですね。

長期スワップ目的のポジションで損失が発生しそうな時などには、
この両建ては使ってみてもいい方法だと思います。
ただ、すべてのFX取引会社でできるとは限りません。 注意は必要です。

FXなど取引をする場合、ポジションを作る前のときのことばかり考えがちですが、
ポジション構築後でも、この両建てなど、損失をヘッジすることもできます。
思惑と逆に相場が進んだときには使ってみてもいいのではないでしょうか?
※わたしもこの前のドル円の下落時に使って、損失を少なくすることができました。ああいう時に使うと効果的ですね。

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